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ビットコインの分割と株式分割の大きな違い

ビットコインの分割と株主分割には「分割」という言葉がありますが、2つには意味合いが全く違います。今回は、2つの違いをで説明していくので、すべて読んで違いを理解しましょう!

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ビットコインの分割は株式分割とは異なる

色違いのビットコイン

ビットコイン1万ドル迫る。分裂期待で投機マネー」。

11月下旬の日本経済新聞の記事の見出しです。

記事では、
(1).ビットコインキャッシュの分裂でビットコイン保有者が同数のビットコインキャッシュを受け取り、ビットコイン価格は下がらず値上がりした、

(2).その後もビットコインゴールド、ビットコインダイヤモンドがビットコインから分裂した、

(3).今後も新たな分裂が予想されている、という内容で、分裂期待でビットコイン価格が上昇していると説明しています。

一方、日経QUICKニュースは、11月下旬に「<マザーズ>Careerが14%高、株式分割で資金流入期待」という見出しの記事を配信しました。

東証マザーズ上場のCareerが1株を2株にする株式分割を発表し値上がりしたという内容です。

ビットコイン分割(分裂)と株式分割、どちらのケースも値上がりしていますが、どう違うのでしょう?

Bitcoin(ビットコイン)-BTCのリアルタイム価格チャート

ビットコインと株式との違い

証券取引所

ビットコイン分裂と株式分割の違いを考える前に、そもそもビットコインと株式はどう違うのかを考えてみましょう。

どちらも取引所で購入出来て、常に動く相場があります。

しかし、ビットコインと株式ではその価値の源泉が異なるのです。

ビットコインとは

ビットコインは暗号“通貨”です。

ただし、円やドルのような実物は存在しません。

それでも“通貨”なので、モノやサービスと交換出来ます。

このモノやサービスと交換出来る“価値”の単位がビットコインであり、それを誰が所有していて、誰に所有権を渡したかというデータを支えているネットワーク上のシステムがビットコインシステムです。

オンラインゲームの世界で使えるポイントと同じようなものかもしれません。

ポイントがゲームの世界だけでなく、一般社会でも使えるようになったというイメージでしょうか。

ビットコインの管理者

ビットコインは目に見えないので、誰かがビットコインを持っていると嘘をついても、本当かわかりません。

また、一度に大量の通貨を発行してしまえば通貨の価値は下がってしまいます。

こうしたことを避けるために普通の通貨は、特定の管理者が発行や流通量を管理していて、例えば円は日銀が発行し流通量の管理をしています。

一方、ビットコインには日銀のような特定の管理者はいません。

ットコインはコンピューターネットワーク参加者みんなで管理することで、その価値を管理しているのです。

この仕組みが良く聞くブロックチェーンです。

株式とは

株式は一言で言えば、会社の所有権です。

ビジネスには元手が必要ですよね。

この元手を出した人が、実質的に会社を所有していることになります。

そしてその所有権を表すものとして、元手を出した人(出資者)に株式を交付するのです。

株主は会社の所有者として、会社がビジネスをした結果、最後に残った儲けを分配してもらう(=配当)権利があります。

また、会社が解散する時は財産を分配してもらう権利もあります。

こうした権利を表すのが株式で、株式は当初の出資者が他の人に譲渡することが出来ます。

株式の管理者

株式も管理者が必要です。

誰かが管理していないと、偽物が出回ったりして誰が株主かわからなくなってしまいますし、必要以上に株式を発行して出資者からお金を集めてしまうと、お金が余って非効率になってしまいます。

株式の管理者は原理的にはその会社自身です。

勿論、大企業になれば株式数も膨大になるので、事務的なことまで自分でやる訳でなく、事務は証券代行会社(信託銀行など)に委託します。

ただ、新たに株式を発行するかとか、額面金額や取引単位をどんな株式にするかとかは、会社が意思決定します。

ビットコインの分割と株式分割の違い

玉ねぎの分割

ビットコインと株式の性質の違いについて説明しました。

では、ビットコイン分割(分裂)と株式分割はどう違うのでしょうか。

また、最近のビットコイン相場を見ると、分割後に価格が上がっていますが、分割が価格に与える影響はどうなっているのでしょうか。

ビットコインの分割

今年の8月、ビットコインが分裂してビットコインキャッシュが誕生し、ビットコインとビットコインキャッシュが存在することになりました。

ビットコインの分裂を平たく言えば、暗号通貨に関する情報は全部(発行数や所有者など)同じだけど、管理を行うための方法は異なる新たな通貨を発行したということです。

ビットコインキャッシュの例では、ビットコインの処理に関するデータ容量を変更し、処理能力を高めようという意見と、従来のやり方で取引サイズを小さくするべきという意見が、ビットコインの開発者や採掘者グループの中で対立したのです。

その結果、データ容量拡大を求めたビットコインキャッシュ派が新しい規格の暗号通貨を発行して独立しました。

所有者を含めて持っている情報は基本的に同じなので、ビットコインキャッシュは従来のビットコインを所有している人に、ビットコインと同数だけ割り当てられました。

価値への影響

ビットコインキャッシュの分裂は問題無く行われました。

結果として、従来のビットコイン所有者にはビットコインキャッシュが同数配布され、2つの通貨の価格差(分裂当初、ビットコインキャッシュはビットコインの1/10程度)を考慮しても、ビットコイン所有者は何もせず、10%程度の手持ち資産増加の恩恵を受けたのです。

この例は、その後に発生したビットコインゴールドやビットコインダイヤモンド分裂の際に投資家の参考となりました。

分裂の見込みを受け、新通貨配分の期待からビットコインの価格が高騰するという結果となったのです。

ビットコインから生まれたビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュはビットコインから分裂する形で、今年の8月1日に誕生しました。

先程も触れましたが、ビットコインキャッシュは従来のビットコインの処理能力の改善策について、採掘者・開発者の中で意見対立が発生した結果、誕生したものです。

中国の採掘業者を中心に、処理能力を高めるためデータ容量を大きくすることが提案されました。

しかし、この改善案は大きなコンピューター設備や電力を必要とすることから、資金が豊富で電力が安い中国の採掘者に有利で、中国のプレーヤーへの集中が起きかねないため、分散処理による均等な発展を志向するグループと対立することとなったのでした。

ビットコインキャッシュは当初約2万円の価格が付き、その後は調整局面を経ながら、18万円程度まで価格が上昇しています。

取引量も増えて、現在では時価総額でビットコイン、イーサリアムに次ぐ第三の暗号通貨となっています。

ビットコインから生まれたビットコインゴールド(BCG)

ビットコインゴールドはビットコインから今年の10月下旬に分裂し、今年の11月13日にリリースされました。

ビットコインゴールドは、採掘(マイニング)をしやすくする仕様を採用していると言われています。

ビットコインのマイニングに使用される専用設備であるASICの使用を禁止にし、ASICにお金をかけられる採掘者が有利になる状況を改善することを目指しています。

分裂自体は10月に発生したものの、その後のソフトウェアの開発・テストなどに時間がかかり、取引やマイニングが行われない状態でしたが、11月13日になってようやく正式スタートしました。

海外の取引所ではすでに取引が始まっていますが、日本では11月下旬時点でまだ扱っている取引所がありません(ビットフライヤーが対応予定のリリースは出しています)。

海外での価格は、現在38,000円程度のようです。

株式分割

株式分割はその名のとおり、株式が表している株主の権利をいくつかの株式に分けることを意味します。

対象の企業自体の価値は何も変わらず、株式数だけが増えることになります。

実施する企業側からすれば、市場に存在する株式数が増加するので、市場での取引が活発化するという期待があります。

勿論、株式数が増えることで発行企業側の事務手間は増えるなどマイナスもあるので、自社の株式がどうのように取引されているかの現状などを考えて検討する必要があります。

例えば企業価値が100万円の企業があり、現在は100人の株主が均等に1株ずつ株式を持っているとします。

1株が表す価値は100万円÷100株=1万円です。

これを例えば1:2の株式分割(1株につき1株を割り当て合計2株にする)すると、1株の表す価値は100万円÷(100株+100株)=5,000円と半分になります。

価値への影響

先程の例で言えば、価値が半分になるのですから、その株式の取引価格は半分になるはずですよね。

ただ、実際には価格が上がることが多いのです。

この例で言えば、価格が半分になってこれまで資金が足らなくて買えなかった人も買いやすくなり、需要が拡大し取引が活性化します。

また、これまで株式を持っていた人が売却しやすくなるので、市場に株式が出て来やすくなり取引が活発になります。

更に、株式分割をしても1株当り配当金はすえ置かれるケースも多く、保有株式数の増加が実質的な増配になるという期待も発生します。

これらのことから、株式分割の結果、株価が上昇することが多くなります。

【まとめ】ビットコインと株式の分割は仕組み・価値ともに異なる

ピザ

ここまで見てきたように、ビットコインの分割(分裂)と株式分割は、その仕組みも価値に影響するメカニズムも異なります。

ビットコインの分割は、それまでのビットコインとは全く別の暗号通貨が新たに生まれ、その際に「これまでの分裂の事例では」保有しているビットコインと同数の新通貨が配分されたものです。

一方、株式の分割は株式が表す企業の価値はそのままで、株数を増やすことでこれまでより細分化して株主に分配するものです。

たとえて言うなら、ビットコインの分割はこれまでとは別の種類のピザを作って(もしかすると不味くて食べられないピザかもしれませんが)、パーティー参加者間で分けるのに対して、株式の分割はこれまでと同じピザをより細分化して切ってパーティー参加者に分ける、とでも言えばよいでしょうか。

ビットコイン分割と株式分割。言葉は似ていても別物ですし、本質的にはその価格に対する影響の仕方も異なります。

正しい理解のもとに、取引を行うことが必要ですね。

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