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ネム(XEM/NEM)に実装されるカタパルトの詳細・リリースはいつ?

コインチェックの騒動で注目を集めた「ネム」。ビットコインよりも優れた点も存在します。そんなネムにカタパルトが実装されること注目されています。カタパルトとはいったい何なのか?今回はそんな疑問にもお答えします。

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ネム(NEM)のカタパルトとは?

XEMロゴ

カタパルトとは、Zaif運営元のテックビューロと、NEM開発チームが共同で進めている、NEMの機能を大幅にアップさせるアップデート・プロジェクトのこと。

実装されることによって、NEMのトランザクションスピードが大幅にアップしたり、セキュリティが向上したり、複雑な取引を簡単に成立させたり、と利便性が大幅にアップされることから、注目を集めています。

今日は
・カタパルトとは?
・導入はいつ?機能は?
・NEMの特徴
などの切り口で、NEMとカタパルトについて見ていきます。

仮想通貨NEM(ネム)-XEM/JPY(円)の相場・リアルタイム価格チャート

カタパルトのリリースはいつ?

カタパルトが実装されるのは、2018年予定と発表されています。

実はカタパルトは、NEMのアップデートに先駆けmijinというブロックチェーンに適用されました。

mijinとは、Zaifの運営元であるテックビューロとNEMチームが共同開発した、企業内や企業間で利用可能な超高速のプライベート・ブロックチェーンのこと。
2017年11月にカタパルト実装のβ版テストが開始されました。

2018年、NEMへの実装は、mijinでカタパルトがβ版から本格始動してからと見られています。

よく聞くmijinって何?

ビットコインもNEMも、仮想通貨技術を支える一般的なブロックチェーンは「パブリック」と言われ、誰もが取引を閲覧・参加できる公開されたネットワークです。

一方、指定されたユーザしか接続することができないブロックチェーンをプライベート・ブロックチェーンと呼びます。
mijinは、企業内や企業間で利用可能なプライベート・ブロックチェーン環境を構築するためのソフトウェアです。

非常に安価に運用できること、改ざんや記録の消去などが行えずセキュリティが高いこと、トランザクション(情報の送受信)にかかる時間が極めて少ないことが魅力。

金融機関や電子マネー、認証システム、登記システム、流通など、幅広い事業に利用でき、現在300社を超える企業に導入されています。

カタパルト実装でハッキング被害が無くなる?

今回、コインチェックがNEMをハッキングされた致命的な原因として、同社が技術やリソース面での問題から

・NEMをホットウォレット(オンラインに接続されたウォレット)で管理していた
・マルチシグ(複数署名)対応をしていなかった

ことが挙げられます。

NEMにカタパルトが実装されると、プライベート・ブロックチェーンのmijinと連携することができるようになります。

これによって、取引所内はマルチシグにも対応した、安価で信頼性の高いmijinを使って資産を管理できるようになり、コインチェックのような”技術・リソースの問題からセキュリティ対策が後手に回る”ようなことがなくなるのでは、と見られています。

送金処理速度がビットコインの500倍以上に?

また、カタパルトが実装されると、取引の承認スピードが上がり、NEMは1秒あたり4,000件の取引承認が可能になると言われ、NEMの送金スピードが数多あるコインの中で最も速くなると予想されます。

ビットコインは10分間に1ブロック(1MB分)の取引しか承認することができず、このままでは取引量の拡大に対して、処理スピードが追いついていかなくなる(=送金詰まり)恐れがあります。

仮想通貨の中で送金処理スピードが比較的速いと言われるリップルですら、1秒間に1,000件なので、その4倍のスピードというのは驚異的です。

以下に1秒あたりの処理可能件数と、ネット上の評判を通じ、コイン毎の送金スピードを比較してみました。

仮想通貨送金処理スピード比較
ビットコイン 1秒に3~7件(10分〜数十時間)
イーサリアム 1秒に15件(1時間〜数日)
リップル 1秒に1,000件(数十秒)
ビットコインキャッシュ 1秒に3~7件(10分〜数十時間)
ネム【カタパルト実装】 1秒に4,000件(数秒)

アグリゲート・トランザクションとは?

NEMのカタパルト実装によって、新しい機能が追加されます。

その名も「アグリゲート・トランザクション」

複数同意に行われる取引をひとまとめにし、マルチシグで処理するシステムです。

例えば、AさんとBさんが、Cさんから商品を購入するとします。

AさんがBさんの分も金額を立て替え、Cさんに支払います。

BさんはAさんに立て替え分のお金を支払います。

このような取引も一括で承認することができ、さらにこの3人の署名が揃わないと実行されない、セキュリティの向上と利便性を兼ね備えたシステム、というわけです。

1対1の取引ではなかなかこうしたシチュエーションは無いかもしれませんが、企業活動ではこういった複雑な取引が大いに想定されることから、重宝されるでしょう。

カタパルト実装でネムの価格上昇?

このように、カタパルトがNEMに実装されることで機能が向上し、他のコインとも差別化されることから、NEMの価格が急上昇すると見られています。

カタパルトの存在がNEMの「買い」の動機に繋がるわけです。

一方で、実装が遅れれば市場の期待がそがれるため、NEMの値下がりも考えられます。

NEMユーザにとっては、カタパルト実装が2018年中にあるかどうか、非常に気になるところですね。

そもそもネム(NEM)ってどんな仮想通貨?

コイン

現在の時価総額

仮想通貨比較サイト「Crypto Compare」でXEMのチャートを見てみましょう。

下記は2017年8月から半年間の推移です。

ネム価格

2017年11月末時点では1XEM 30円程度でしたが、12月に入るとどんどん価格が上がり、なんと2018年1月7日には214円の最高値をつけました。

その後一気に下落し、コインチェックの騒動もあって1月末時点では100円前後になっています。

ビットコイン(BTC)とネム(NEM)の違い

ビットコインとNEMの主だった違いを見ていきます。

○総発行量
ビットコイン(約2100万BTC上限)
NEM(約90億XEM発行済)

○ブロック生成間隔
ビットコイン(約10分)
NEM(約1分)

ビットコインの10分の1のスピードで取引が承認されます。

○取引承認の方法
ビットコイン(PoW:マイニング)
NEM(PoI:ハーベスティング)

ネム(NEM)でこんな事が出来る

ビットコインが店頭決済に使用できることは有名ですが、実はNEM決済に対応しているサイトや店舗も徐々に増えてきました。

最近話題になったのは、渋谷円山町に新しくオープンしたNEM Bar(ネムバー)でしょう。

NEM Barでは、NEMのリアルタイムチャートを見る他、NEMでドリンクやフードの決済が可能です。

他にもNEMで決済できるオンラインフリマのnemcheや、リアルフリマのnemketなど、NEMファンによるサービス拡大が行われています。

コロンと可愛らしいロゴマークを使ったピンバッヂなどの関連グッズの開発も盛んです。

NEMグッズはNEM Barやフリマで購入できます。

ネム(NEM)はProof of Importanceを採用

PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)」とは、NEMコミュニティに貢献した人が、より多くを得る仕組みのこと。

NEMの所有量・取引量などから多角的にユーザのコミュニティへの貢献度を評価し、貢献度が高いと判断されたユーザがNEMをもらえる仕組みとなっています。

ビットコインはPoW

一方、ビットコインやモナコインは「PoW(プルーフ・オブ・ワークス)」という仕組みを採用しています。

PoWはブロックチェーン更新作業の対価としてコインが新しく発行され、報酬として与えられる、というもの。

ブロックチェーンの更新にはコンピュータの演算能力を使用する必要があり、ビットコインは10分に1ブロックが生成されるよう、マイニングの難易度を調整する仕組みになっています。

そのため、マイニングの難易度はどんどん上がっており、より演算能力の高いコンピュータを用意できたユーザが有利となっています。

コンピュータのスペックに左右されるPoWに対して、Polは誰もが評価されるチャンスがあることから、より公平な仕組みと言われることもあります。

イーサリアムはPoS

そしてもう一つ、イーサリアムが導入している「PoS(プルーフ・オブ・ステイクス)」は、その通貨の保有量に比例して新規発行の通貨がもらえる仕組みです。

こちらは保有量だけで評価されるため、先行者利益が高く、後から投資に参加した人には不利と言われています。

ネム(NEM)のハーベスティングとは?

取引承認の対価として新しいコイン発行・支給されるビットコインと異なり、NEMは全通貨を最初から発行済のため、マイニングがありません。

しかしブロックチェーンの取引承認作業は誰かがやらなければなりません。

NEMではこれをハーベスティング(収穫)と呼んでいます。

ハーベスティングには2種類のやり方と参加条件があります。

300万XEMを保有する/ハーベスティングを行う人(スーパーノード)

取引を承認する権限を持つ人たちをスーパーノードと呼びます。

ハーベスティングは特別なコンピューターや大量の電力は必要ありません。

300万XEM保有している人は申請すればスーパーノードとして、サーバを立てて取引承認作業を行うことができます。

対価には毎日300XEM程度がもらえるといい、1XEM100円の現在、日に3万円分得る計算になります。

1万XEMを保有する/スーパーノードにハーベスティングを委託する人

300万XEMは時価3億円になるため、今から参入するのは難しいもの。

ハーベスティングにはもう一つ条件があり、1万XEMを保有している、というものです。

1万XEMをNanoWalletという専用のウォレットに所有している人には、スーパーノードにハーベスティングを代わりにやってもらい、少額ながら日々報酬を得ることが可能です。

ハーベスティングを委託しているため、コンピュータを終日稼働させておく必要もありません。

ビットコインのマイニングマシンは高額で、マイニングを行うための電力も課題になっている中、1万NEM以上という条件は、比較的誰もがクリアしやすいでしょう。

ネム(NEM)は日本で人気の仮想通貨

NEM通貨割合

先ほどの「Crypto Compare」で調べてみると、NEMの日本人人気は一目瞭然。

日本円での取引高が全体の過半数を占めています。

日本円に次いで多いのがビットコインで、USドルは1.3%程度しかありません。

日本で人気が高い理由の一つとしては、多くの国内取引所で扱われていることが挙げられるでしょう。

騒動のあったコインチェックの他、取引所3位の規模のZaifやDMMビットコインでも扱いがあります。

また、NEMはNEM財団という創立者のロン・ウォン氏をトップとする運営組織があり、国内ではZaif運営元のテックビューロが理事を務めています。

財団による広報活動も精力的に行われており、日本国内でもNEMの勉強会が開催されるなど、リアルなコミュニティ運営も盛んに行われています。

【まとめ】ネム(NEM)のカタパルトについて

mijinは仮想通貨に止まらず、広く様々な事業にブロックチェーン技術を活用できるようになるソフトウェアです。

NEMがカタパルトを実装することによって、mijinの利用も促進でき、mijin導入企業はNEMの活用が増えることが期待されます。

こうした良いサイクルができれば、NEMの取引や市場も一層安定し、基軸通貨の一つとして確立されるようになるでしょう。

NEMユーザにとっても、これからNEMに投資を考えている人にとっても、2018年、カタパルト実装の進捗には注目していきたいですね。

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