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イーサリアム(ETH)のメトロポリスアップデート|2016年10月16日

イーサリアムは時価総額2位であり、注目を浴びているアルトコインです。現在までもアップデートが行われ、セキュリティ向上がされています。次回のアップデートでは一体どんなことが改善され、それはいつ行われるのでしょうか。記事ではアルトコインのアップデートについてまとめています。

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イーサリアム(ETH)メトロポリスの概要

イーサリアム

ビットコインに次いで人気の仮想通貨イーサリアム

2018年に注目のアップデートがあるかもしれない、と聞いたことはありますか?

アップデートとは、コインの性能やシステムに変更を加えるというもの。

今回は

・イーサリアムのアップデートとは?
・これまで3回行われたアップデートの内容とは?
2018年はアップデートが行われる?
・アップデートされるとどうなる?価格は?

などについて見ていきます。

Ethereum(イーサリアム)-ETHの価格チャートはこちら

イーサリアムの4段階アップデート

イーサリアムは4回のアップデートが発表されており、その内、3回目前半までアップデートが完了しました。

アップデートされた後のバージョンにはそれぞれ名前がつけられています。

まずイーサリアムプラットフォームの最初のバージョンとなる、β版の「フロンティア」が2015年7月に公開されました。

続いてネットワークの安定性やユーザビリティの向上を行ったホームステッドが2016年7月に実施されました。

3回目のアップデートではメトロポリスというバージョンになります。

3回目のアップデートはさらに前半と後半の2回に分けて行われることとなり、現在はメトロポリスアップデートの前半、ビザンチウムまでが完了した状態になります。

イーサリアムの4段階アップデート
【内容】 【時期】
フロンティア β版の公開 2015年7月
ホームステッド セキュリティ向上 2016年3月
メトロポリス(ビザンチウム) マイニング難易度の調整、ゼロ知識証明 他 2017年10月
メトロポリス(コンスタンティノープル) PoSのテスト 未定
セレニティ PoSへの移行完了 未定

イーサリアム:メトロポリスとは?

それではここで、メトロポリスアップデートについて見ていきましょう。

メトロポリスアップデートでは、セキュリティやユーザビリティの向上が図られました。

イーサリアムの開発チームにとってアップデートの一つの山場は、マイニングの仕組みであるPoW(プルーフオブワーク)をPoS(プルーフオブステーク)へと切り替えることです。

しかし、それに反対するユーザーがチェーンを分裂させることを懸念し、開発チームはPoSヘの切り替えを延期している状況です。

PoSへの切り替えは、現在発表されているアップデートの中で最後のものとなる、セレニティで行われる予定です。

メトロポリスアップデートはセレニティに向けた準備で、完了すればPoSへの切り替えの足がかりとなると考えられています。

それだけに開発チームもアップデートのタイミングに慎重で、メトロポリスアップデート自体も、前半・後半の2段階に分けられることとなりました。

ビザンチウム

メトロポリスアップデートの前半をビザンチウムと呼びます。

東ローマ帝国の都市の名前で、後のコンスタンティノープル、現在のイスタンブールにあたる地名から付けられています。

以下で紹介する、セキュリティやユーザビリティの向上が行われました。

2017年9月18日にテストが実施され、10月9日にハードフォークによってアップデートされました。

コンスタンティノープル

メトロポリス後半のアップデートをコンスタンティノープルと言います。

こちらは2018年2月と見られていますが、具体的な内容などは明らかにされていません。

メトロポリス(ビザンチウム)完了で何が変わった?

ネットワークイメージ

それでは、2017年10月のビザンチウムへのアップデートでどのような仕様変更が行われたのかを見ていきましょう。

アップデート内容は主に以下の4つです。

・ゼロ知識証明(匿名性の強化)
・秘密鍵アドレスを自分で設定できるように(セキュリティの強化)
・デフィカルティボムによって上昇しすぎたマイニング難易度の調整
・スマートコントラクトの簡略化

です。

1つずつその内容を見ていきましょう。

匿名性の強化

ブロックチェーン上の取引は、誰からも見ることができるようになっています。

だからこそ全ユーザが取引承認作業に参加でき、不正を抑制することが可能です。

しかし優れた点であるブロックチェーンの透明性は、プライバシー保護の観点では課題を抱えています。

特にイーサリアムはスマートコントラクトと呼ばれる、送金以外に契約も自動で実行される機能を搭載しています。

したがって、どのウォレットからどのウォレットにいくら送金されたか、ということ以外にも、プライバシーに関わる契約情報が公開されてしまう、というわけです。

こうした問題への対処として、イーサリアムは仮想通貨Zcash(ジーキャッシュ)が用いている暗号ツール「zk-SNARKs」を導入し、取引の詳細の中身を閲覧しなくても、それが不正でないと証明できる技術を導入しました。

これがゼロ知識証明というものです。

これによってイーサリアム上の契約の内容を全てオープンにしなくても、不正なく契約が履行されていることを証明することで、ノードに取引を承認してもらえるようになりました。

セキュリティの強化

仮想通貨の管理は公開鍵と呼ばれるウォレットを特定するための暗号と、秘密鍵と呼ばれるそのウォレットからコインを引き出すための暗号によって行われています。

この暗号は暗号生成器によって自動的に生成されます。

その際、暗号は予測されないようランダムに発行されますが、何万人というユーザの暗号に同一の暗号が生成されないような計算方法が存在しています。

公開鍵と紐づいて秘密鍵が生成されるので、常に全ユーザーに公開されている公開鍵から秘密鍵を計算するアルゴリズムが開発されてしまえば、コインを不正に引き出されてしまう恐れがあります。

そこでビザンチウムでは、公開鍵と紐付けず、秘密鍵のみを自身で発行できるよう、仕様が変更されました。

これによって、秘密鍵を予想されず、ユーザーは安心してイーサリアムを利用することができます。

マイニング難易度調整

イーサリアムは市場にリリースされた時点から、セレニティまでの4回のアップデートを予定していました。

しかしアップデートのためにはハードフォーク(新しい機能を付加するため、ブロックチェーンを分岐させること)が必須です。開発チームはアップデートに反対するユーザによってハードフォーク後に仕様変更後のブロックチェーンを使用せず、以前のチェーンを分裂コインとして支持し続けられること(=分裂)を恐れていました。

そこで導入されたのがディフィカルティボムという仕組みです。
これは特定のブロックが生成された以降、マイニングの難易度がどんどん上がっていくというものです。

やがてマイニングが実質不可能になることから、ハードフォーク直後に古いチェーンがマイニング不可能になれば、分裂を防げると考えたのです。

ところが、開発チームの予想に反してアップデートの計画が遅れたために、先にマイニングの難易度が上がってしまうこととなりました。

マイニングの難易度が上がると、ブロック生成のスピード=取引承認のスピードが下がっていくため、イーサリアムの取引承認までの時間が非常に長くなってしまったのです。

この問題を解決するために、ビザンチウムではディフィカルティボムの調整が行われ、マイニングの難易度が下がり取引承認スピードを速めることとなりました。

スマートコントラクトの簡略化

スマートコントラクトとは、送金以外の契約を条件が揃った際に自動履行するシステムのこと。
イーサリアムが注目される一つの要因となっています。

契約とは難しいものではありません。
100円払ったら商品がもらえる、というような顧客と店のシンプルなやり取りも、契約と言います。

経済活動はこうした契約の積み重ねで成り立っており、それがイーサリアムという透明性の高いプラットフォーム上で行えるのが魅力となっています。

しかしこのスマートコントラクト機能を利用するためには、それまで難しいプログラムが必要でした。
ビザンチウムではスマートコントラクトに必要なプログラムを簡単にすることで、誰にでも使えるようにしました。

メトロポリス(ビザンチウム)完了でイーサリアムの価格は?

2017年10月16日、ビザンチウムでイーサリアムの価格はどのようになったのでしょうか。

仮想通貨の比較サイト「CryptoCompare」で価格の推移を見たところ、アップデート直前の10月12日には3万4,000円だったのが、前日の15日には3万8,000円まで価格が上昇し、アップデートが完了し落ち着くと、3万4,000円台に戻りました。

10%ほど直前に価格が上がった計算になります。

メトロポリス(コンスタンティノープル)はいつ?内容は?

PoWからPoSへ

メトロポリス(ビザンチウム)が成功し、続くコンスタンティノープルはいつ・どのような形で行われるのでしょうか。
またコンスタンティノープルがイーサリアムの価格にどのような影響を与えるでしょうか?

それぞれ見ていきたいと思います。

メトロポリス(コンスタンティノープル)はいつ行われる?

コンスタンティノープルは、ビザンチウム完了時点では2018年2月という見方が濃厚でしたが、正式な発表はまだありません。
しかし2018年1月1日にPoSのテストが開始されたというアナウンスがあったので、2月または3月など、比較的早いタイミングなのではと見られています。

メトロポリス(コンスタンティノープル)の内容

コンスタンティノープルではPoSへの移行準備が行われると見られています。

PoS(プルーフオブステーク)とは、イーサリアムを多く保有している人に多くの報酬が与えられる、というもの。現在はビットコインと同じPoWで、より高い演算能力を持った人がマイニングの権利と報酬を得られるようになっています。

また発行上限も設定されていませんが、PoSが導入されるとイーサリアムの新規発行が無くなる、あるいは著しく制限されるのでは、と予想されています。


現在は、Casperと呼ばれるテスト環境で、PoSへの移行作業とバグの検証作業中です。
この進捗次第で、コンスタンティノープルでPoSのための最終調整、続くセレニティで完全にPoS移行、がいよいよ現実のものとなりそうです。

メトロポリス(コンスタンティノープル)完了でイーサリアムの価格は?

ここまでのアップデートでは、アップデート直前に価格が急騰し、完了すると落ち着く、という展開が見られました。
コンスタンティノープルについても、アップデートが予告されると一気に上がり、その後価格が落ち着くものと考えられます。

アップデート後の価格は
・ハードフォークが成功したか否か
・PoS反対派によるコイン分裂の有無
・PoSを敬遠した層と支援した層の売買の動き
などが絡んでくることから、急騰となるか暴落となるかは読めません。

しかし、暫くチャートから目を離せなくなることは間違いないでしょう。

メトロポリス完了後のイーサリアム(ETH)アップデート予定

セレニティの実施時期は未定ですが、2018年中には実行されるのではと見られています。

まずはテスト環境でのPoS作動状況を見て、コンスタンティノープルでどこまで最終調整できるか、その際にPoS反対派による分裂リスクをどこまで抑えられるか、が鍵となるでしょう。

もう一つ、ビザンチウム以降に起きたイーサリアムの重大トラブルに、コンスタンティノープルで何かしらの対応があるのか、も注目したい点です。

Parity(パリティ)の300億円凍結への対応は行われるか

重大トラブルとは、イーサリアムウォレットの一つ「Parity(パリティ)」にシステム上の脆弱性があり、それによって300億円近い資産が凍結状態にある、ということです。

イーサリアムはこうしたトラブルに対応するハードフォークのシステムを整備しているため、コンスタンティノープルでそれを適用するのかが注目です。

ただ、イーサリアムが救済措置でハードフォークを行ったことで、過去反対派閥によるイーサリアムクラシックへの分裂が起きたこともあり、対応は慎重にならざるをえません。

それがさらにコンスタンティノープルやセレニティの時期を遅らせることに繋がれば、イーサリアムからユーザが離れる可能性もあり、難しい判断が迫られています。

[まとめ]イーサリアムのアップデート

イーサリアムのアップデート時期は当初に比べて遅れてはいるものの、開発チームは着実に計画を進めています。
PoSへの移行が頓挫することは考えにくいものの、価格の安い間に大量に保有していたユーザが利益を得る仕組みのため、イーサリアムの開発チームに対する信用問題もかかわってきます。

PoWに固執するマイナーによるコインの分裂なども考えられ、2018年はイーサリアムの価格に大きな変化がある年になるでしょう。

イーサリアムが持つスマートコントラクトのシステムは、新しい経済活動の可能性を秘めています。
その成長がアップデートによってそがれることがないことを、期待したいですね。

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